統計的に見るとインデックス投信(インデックスファンド)で分散投資した場合の利回りは『
3~7%(10年以上運用した場合)』とされています。
ちなみに預け入れる金額、銀行によって大きく異なりますが銀行普通預金、定期預金の利回りは以下の通りとなっていますので、リスクを恐れず株や投資信託に投資した人のほうが遥かに大きなリターンを得る事ができるのです!
・銀行普通預金⇒『
0.001~0.02%』
・銀行定期預金⇒『
0.01~0.25%』
※上記は2017年8月現在の金利です。
この数字ではあまりイメージがわかないと思いますので具体的に計算してみましょう。
例えば1,000万円の資産を定期預金「利率0.25%」、インデックス投信「利率5%」で運用した場合(複利計算)、10年後にはどれほど差が出てくるのでしょうか?
※下記は税引き後の数値で、税率は「所得税15%×復興特別所得税2.1%+住民税5%=20.315%」で計算しています。
利率 |
利率 |
運用益 |
総資産 |
定期預金
1,000万円 |
0.25% |
252,827円 |
10,252,827円 |
インデックス投信
1,000万円 |
5% |
6,288,942円 |
16,288,942円 |
どーです?10年間で約600万円も違ってくるのです!
では毎月5万円ずつ20年間(元本1,200万円)積み立てた場合、定期預金「利率0.25%」、インデックス投信「利率5%」で運用した場合(複利計算)、20年後にはどれほど差が出てくるのでしょうか?
利率 |
利率 |
運用益 |
総資産 |
定期預金
月5万円×20年 |
0.25% |
242,941円 |
12,242,921円 |
インデックス投信
月5万円×20年 |
5% |
6,223,573円 |
18,223,573円 |
この条件でも20年間で約600万円以上も違ってくるのです!
以上のことから資産が少ないからこそ、少しでもリターンを得るために投資、資産運用を考えなければならないのではないでしょうか?
単利?複利?
⇒単利と複利
もちろんインデックス投信には各種手数料がかかりますが、インデックスファンドはアクティブファンドに比べて圧倒的に手数料、コストが安く、これらの手数料を払ってでも銀行預金(定期預金)に比べて遥かに大きなリターンが得られる可能性が高いのです。
また上記は運用期間10、20年間で計算していますが、複利計算では長期間運用すればするほどその差は広がって行きますので、長期間、超低金利の銀行預金(定期預金)で資産を運用する事は、逆にリスクが高いと言えるかもしれませんね。
⇒アクティブ投信vsインデックス投信
⇒インデックス投信とは?
⇒インデックス投信で世界へ分散投資!
⇒インデックス投信の手数料
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⇒インデックス投信 vs ETF
⇒インデックス投信の始め方
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⇒ドルコスト平均法
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