インデックスファンドなどの投資信託を購入、投資する前に確認しておきたいのが『
目論見書(もくろみしょ)・運用報告書』で、この2つは投資家保護の観点から配布が義務付けられています。
では「目論見書・運用報告書」には具体的にどのような事が記載されているのでしょうか?
目論見書には具体的に投資家が投資判断をするための内容が記載されています。
◎投資対象
日経225、TOPIXなど、どのような市場、商品に投資するのかなど。
◎リスクについて
株価変動リスク、為替リスク、金利変動リスク、繰上償還リスク、信用リスクなど。
◎申込みについて
申込期間、申込単位、申込価額、申込手数料など。
◎決算、分配金について
決算日、分配金の支払方法など。
◎換金(解約)について
換金受付日、期間、単位、支払日など。
◎手数料・税金について
分配金、償還差益、解約時にかかる税金や、販売手数料、信託報酬、信託財産留保額など。
◎ファンドの性格・目的
「日経平均株価に連動する投資成果を目指す」などとあれば、そのファンドはインデックス投信です。
「日経平均株価を上回る投資成果を目指す」などとあればアクティブ投信です。
◎運用状況
資産の種類、投資国(地域)、時価総額、投資比率、主要銘柄など。
◎運用実績
純資産総額、基準価額、分配、収益率の推移など。
その他、目論見書には色々、難しい事が記載されており、初めて見る方には分からないことも多いと思いますが、さまざまな目論見書を見るうちに理解する事が出来ると思いますので、自分が投資するファンド(銘柄)だけでなく、色々な目論見書を見るようにしましょう!
運用報告書には具体的に以下のような事が記載されており、運用報告書は決算期ごとに定期的に運用状況を報告してくれます。
◎運用実績
基準価額、純資産額の推移など。
◎ベンチマークとの差異と主な要因分析
プラス、またはマイナスになった要因についてなど。
◎運用概況
運用概況について。
◎組み入れ銘柄
組入れ銘柄、業種など。
◎運用方針
今後の運用方針についてなど。
目論見書、同様、運用報告書にも色々、難しいこと、分からないことがあると思いますが、まずは慣れることが大切です。
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